不動産購入 一生涯で一番大きな買い物で失敗しないために
買い物をする 世の中の買い物とはさまざまな物品の種類の物があります
住宅購入は高額だから失敗するわけにはいかないけど、何がわからないかわからないから怖い
周りの知り合いも住宅を購入しているけど、満足しているのか?
失敗している人もいると思うけど・・ あえて自分から失敗していることは話さないと思うけど知りたい
中でも高価な買い物は不動産購入、生命保険、車などの高額の順位から電気製品、洋服や雑貨などになります
今はネットで何でも買える時代ですが、買い物の失敗も多く存在します たとえば、高額商品の車の場合、新車はメーカー保証の安心感があります 中古車の場合は販売会社それぞれ独自の保証内容があります ノーリスク、ノーリターンの個人間売買などもあります
不動産の取引の場合民法・宅建業法で取り決めがあります ※別記事にて解説いたします
不動産販売業者が土地を仕入れる場合は、個人の売主から仲介業者を介して購入することが多々有ります その場合は購入業者がプロなのでとくに保証はありません ですので、土地を仕入れる際はその土地に関する状況を十分に確認して決断しなければそのプロジェクトは失敗してしまい、多額の損失を被ることになります 当然に、一般のお客様へ販売する場合は売主の責任は発生しますので責任は重大です ※別途契約不適合責任に関しましては別途記事にて解説いたします
土地や住宅地の調査上の注意点は次のようになります
(1)騒音・振動・臭気等 昼夜の道路状況・電車の線路近隣による騒音・飛行機の飛行ルートによる騒音・近隣工場の時間別の状況の変化・店舗などによる来店状況による渋滞や飲食店の換気による臭気も考えられます
(2)周辺環境に影響及ぼすと思われる施設等 近隣のゴミ収集の方法や処理場の影響・産業廃棄物業者の処理場・暴力団事務所・火葬場などが考えられます
(3)近隣の建築計画 当該物件の日照や騒音に影響及ぼすと思われる商業施設や集合住宅やマンションなど近隣の建築計画などが考えられます
(4)電波障害 近隣建築物や電波受信方向に障害があることで有料の有線やその他の対策が必要になるエリアの調査
(5)近隣との申し合わせ事項 近隣地域の自治会や町内会等での協定(建築協定その他)や、ごみ集積場所・自治会・町内会費等で特に買主の今後の生活で必要な事項や影響することの調査
(6)浸水等の被害 床上・床下などを問わず、浸水の事実についての役所での調査、また周辺地域が浸水の多い地域であればハザードマップを参照、その他津波や土砂災害警戒区域のハザードマップで調査
(7)事件・事故・火災等 当該物件の自殺、殺傷事件などの心理的影響があると思われる事実があれば、非常に難しいですが調査
(8)境界の取り決め 境界に関する取り決め書や隣地との共有塀の有無や管理方法など、境界について引継事項があるかどうか 屋根のひさし・フェンス・塀・樹木等の越境 道路への越境の調査
(9)不要物の埋設 古い建物の基礎や浄化槽及び建築廃材、撤去費用を要する不要物があるか調査
(10)軟弱地盤 地盤が弱い可能性 当該土地が以前に水田や池、沼などであった場合などが考えられます 建物建築にあたって通常よりも強固な基礎が必要であるかどうか事前に有料の地盤調査で判断 また物件の地盤が現実に不同沈下している場合はその場所と現況についても調査
(11)土壌汚染 土壌汚染調査等の状況 土壌汚染等の瑕疵の可能性の有無 過去の所有者の聞き込み確認と現在までの利用状況 周辺の土地の過去及び現在の利用状況を調査
当該土地や近隣の状況調査はこのような項目ですが、他には各市町村の役所で調査する法令上の制限や都市計画・区画整理のような公共の計画と、上水道・下水道・電気・ガスのようなインフラの状況、法務局で当該土地や建物の登記での地目・地積・小字・担保設定の有無、公図と地積測量図の土地を確定する調査項目があります ※各項目は別記事にて解説いたします
価格の根拠も知りたい、将来の価値の動向、2階建や3階建の資産価値の根拠なども知ることが必要ですね
生活してみないとわからないことは、ご近所さんの性格的なこと こちらに関しては生活をしてみないとわからないことになりますが、なるべく聞き込み調査で知りことが出来ればいいのですが・・
注意する項目を知ることができました
調査項目は重要ですね やはり不動産のプロに専門的な重要な項目は確認してもらった方が具体的で確実ですから、信頼出来る相性のいい不動産担当営業との出会いも大切です
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