1年後に新居へ引っ越し! 住宅購入マニュアル ➋
失敗は、絶対に避けたい
失敗しないための住宅購入術
賃貸だったらいつでも気軽に引っ越し出来るから楽だと思う
やっぱり住宅ローンも借金だから・・借金を背負うことの恐怖?
住宅ローン = 借金!? 不安!?
住宅ローンは借金です
良い部分や悪い部分を先に知ることで、その後に正しい選択が出来るようにしましょう
住宅購入の不安を知りましょう!
➊周りの知人が住宅を買っていない、だから住宅購入に対しての意識や知識が今までほとんど無いので、体験談を聞くことも出来ないから不安!?
➋賃貸だったらいつでも気軽に引っ越し出来るから楽だと思うけど・・
➌住宅ローンの返済額と、家賃の支払い総額との金額の比較?
➍比較する理由は他にもあるのかな・・
➎不動産屋へ行って相談したいけど、行くにも勇気がいるし・・
前回は➊➋についてお話しいたしました
今回は➌の「住宅ローンの返済額と、家賃の支払い総額との金額の比較?」です
1年後を目標に、賃貸住宅から新築一戸建てに引っ越したい!
別記事:「その人の状況による⁉︎ 住宅購入VS賃貸の考え方」をご参照ください
住宅ローンの月々の返済額から計算して、トータルの返済額と賃貸の家賃支払い額のトータルのみを比較した場合で、どちらがお金の負担が多いのか?
住宅ローンは金融機関によって大きな違いがあります
・現在の勤務年数・勤務状況・年収・健康状態から、住宅ローン利用可能金額がわかります!
・希望物件の特徴や相場と、住宅ローンの借入金額と購入金額のバランスをつかむヒントになりますよ!
住宅ローン検討のイメージ
・住宅予算が決まらない
・先々の支払が不安
・月々の支払額から予算を考えたい
・今の家賃から予算を考えたい
・物件の支払イメージを知りたい
・金利の違いで月々の支払いが変わるか比較したい
・老後の年金生活に不安
・貯蓄や資産形成の目安を考えたい
考え方のポイント
・年齢・年収・家族構成からぴったりの住宅購入予算を算出、物件の検討が出来るように
・月々の支払額・ボーナス払い額・返済期間の設定でいくらまで借りられるか? 逆算で試算
・一般的な諸費用も計算するため、住宅購入の際にかかる総額を調査
・借入希望額・ボーナス返済額・借入期間を計算、月々の支払い額を試算
・各金融機関の金利の設定や諸条件から総支払額を比較し、金融機関を探す
・老後の生活をイメージして住宅購入や貯蓄のバランスを検討
実務によりわかる金融機関の特徴
・物件購入エリアに多数の金融機関がある
・金融機関ごとに住宅ローン審査の基準に違いがある
・勤務年数や勤務状況、年収と健康状態により審査される
・抵当権設定・その他の担保設定の考え方や条件に違いがある
・金融機関により必要以上に担保提供を要求される場合もある
・返済比率によりご主人単独か? 奥様と連帯債務? その場合のメリットとデメリット
ポイントを知り、テクニックを知る
・民間住宅ローンの取り扱いの多くは銀行
・銀行により貸出金利にも様々な特徴が
・返済比率の違いで借入金額の限度額に差が
・借入時の諸経費等の金額にも差が出る場合が
・審査基準も銀行や他の金融機関により様々な違いが
・固定金利型や変動金利型それぞれにメリットデメリット
・金利タイプ選びの基本的な考え方
・元利均等や元金均等の返済の仕組み
ボーナス併用返済について
基本的にあまり利用することはすすめません
借入後に転職をする場合があったり、勤務先の業績が原因で賞与が出なかったり、収入が永続的に安定しているとは限らないからです
団体信用生命保険
住宅ローンを組んだ人が万が一亡くなってしまったり、病気や事故で高度障害になってしまったり、仕事の事情で収入が途切れて返済ができなくなってしまうようなことが起きたら・・
このような不安にあわせたリスク回避のプランを知り確認することが重要です
単純に、住宅ローン返済額と家賃の支払い額の金額の差だけでは、住宅を購入した方が良いか? 賃貸住宅で生活していくか?の答えを出すのでは無く、生活の充実やリスクに対しての補償と生活資金の確保などを考えることが大切です
ポイントを整理してみましょう
1.夢のマイホームを手に入れることで、その先のご家族の生活ステージが楽しいものになる
2.住宅ローン借り入れの可能な条件が揃えば、住宅ローンを借りることによって、現在の低金利のチャンスを生かす、うまく利用する
住宅取得控除や補助金等の制度を活用
税制上の有利な部分も活用する
3.住宅ローンの借り入れ時に付保される「団体信用生命保険」を加入することにより、主債務者(ローンを組んだ方)の方に万が一、死亡または高度障害になってしまったときには残りの住宅ローンの残債が無くなり、そのままその住宅に住み続けることができる
ご家族のリスクに対する補償として、新たに生命保険の加入をしたと同等の補償を得ること
※補足として後ほど解説いたします
4.老後になったとき手持ち資金が不足して困ってしまった時に、一度お住まいを売却して一定の生活資金を手にすることができる
お住まいの資産価値として買い取り業者などが査定価格を算出し、その額で一度買取り
その後引っ越しをすることなくその家に住み続けることが出来る制度
4の補足
業者が買い取った後は一定の家賃を買い取り業者に支払っていくことにはなるのですが、これは持ち家だからこそ利用できる制度です
リバースモーゲージがそれにあたります
このリバースモーゲージを利用できる住宅は全てではなく、一定の資産価値評価のもとに買取り契約が成立することが必要になります
それに該当しない住宅の場合、リバースモーゲージの成約は出来ない場合があります
これから住宅を購入しようと思っている方は、将来リバースモーゲージの活用ができる資産価値の有る住宅の購入を検討することがポイントです
リスクが現実になってしまった場合、主債務者(ローンを組んだ方)に死亡、または高度障害になってしまったらご家族は次のようになります
・住宅ローンの残債がなくなるのでそのまま住宅に住み続けることが出来る
・18歳未満のお子様がいる場合には、公的年金の遺族年金受給条件に該当し、月々一定金額を受け取れる(会社員で厚生年金加入の場合、月々約10万円~約12万円程度:要確認)
・残債が無い(抵当権も抹消)ので、その自宅を近隣相場の査定をして売却が可能
以後の生活資金に充てることが出来る(死亡の場合、遺産分割協議書や相続登記が必要になります)
・家族の状況の変化(奥様の実家で同居するなど)で、貸家として賃貸し家賃収入を得る
・生命保険の商品で”所得補償保険”を加入することにより、月々給料のように保険金を受け取ることが出来る(場合により一括で保険金を受け取る選択もあります)
その補償をプラスすることで金銭的なリスクを回避出来、家族の生活の継続は可能となる
ご家族をお持ちの方であれば住宅を購入することによって、その家での子育てや、家族の生活基盤が築けます
住宅ローンの返済額と、家賃の支払い総額との金額の比較?がテーマでしたが、
単純にローン返済額と家賃の総額の比較だけではなく、住宅を購入することのメリットが大きいことを心から申し上げます
まとめ
・夢のマイホームを手に入れることで、その先のご家族の生活ステージが楽しいものになる
・住宅ローンを利用することによって、現在の低金利のチャンスを生かす、うまく利用する
住宅取得控除や補助金等の制度を上手に活用することで節税と負担減に!
・住宅ローンの借り入れ時に付保される「団体信用生命保険」を加入することにより、主債務者(ローンを組んだ方)の方に万が一、死亡または高度障害になってしまったときには、残りの住宅ローンの残債が無くなりそのままその住宅に住み続けることができる
・老後になったとき手持ち資金が不足して困ってしまった時に、一度お住まいを売却して一定の生活資金を手にすることができる
お住まいの資産価値として買い取り業者などが査定価格を算出し、その額で一度買取り、
その後引っ越しをすることなくその家に住み続けることが出来る制度
住宅購入物件の検討と、このような内容を意識することにより判断することが出来るようになります
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