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    【宅地建物取引士監修】住宅物件の下見や内見をする手順とポイント

    目次

    物件の下見や内見をする手順とポイント

    ・住宅購入検討のスタートとしては新築建物の完成物件をご覧ください!
    ・内見の目的は、その物件のメリットとデメリットを知る
    ・自分たちにとっての希望の優先順位を意識してみましょう
    ・内見する前に販売物件の情報を事前に調べます
    ・ハザードマップで事前に確認
    ・物件内見に出発する前に担当営業と住宅ローンの知識や計算、物件の諸条件を確認しましょう
    ・物件ごとに自分達にとって好印象の順位をつける
    ・担当営業は宅地建物取引士?

     1番初めに体験していただきたいのは、新築の建売完成物件を見てみてください!

    住宅購入を検討する種類とは?

    ・土地を購入してから注文住宅を建築する場合
    ・新築建売住宅の完成物件を購入する場合
    ・新築マンションを購入する場合
    ・中古住宅を購入しリフォームをする場合
    ・中古マンションを購入しリフォームをする場合

    このようにいくつかの住宅の種類がありますね。住宅購入検討のスタートとしては新築建物の完成物件をご覧ください!

    週末にはいろいろな場所で新築建物の完成見学会・モデルハウス内覧会のイベントが実施されています。インターネットでイベントの検索するとわかる場合がありますね。住宅展示場でも内見できます。

    【内見で、その物件のメリットとデメリットをみる】

    【希望の物件を意識してみましょう】

    ① 新築完成物件を見て目を慣らす
    ② 間取りの違いで広さのイメージを見る
    ③ 設備の配置を確認しながら家事動線の確認
    ④ その土地の建物の配置や土地の活用する方法
    ⑤ 検討場所の街の古さや都市計画の区画整理のエリアか確認
    ⑥ 土地の近隣状況を確認する
    ⑦ 接道状況と道路の種類を確認する
    ⑧ 近隣敷地の植樹等の状況
    ⑨ 不動産担当営業の知識力や対応力

    間取りの特徴・広さ・部屋の構成・最新設備・駐車場・土地の形・庭・外構まで意識して見てみましょう。

    不動産会社と物件内見の予約をする手順ですが、インターネットで物件を検索して興味がある物件がありましたら不動産会社に連絡し、見てみたい伝えて伝えて事前に内見日時の約束をしましょう。

    【内見する前に販売物件の情報を事前に調べます】

    インターネットで物件に関しての表記が有ります。
    すべての情報ではないので、不動産会社の担当営業からメールやなどでPDFもらいもらい内容を確認し、
    余裕があればグーグルマップで物件場所の確認や地域の特徴を確認しましょう。

    【ハザードマップで事前に確認】

    内見物件が存在するエリアの水害・土砂災害などの災害についても事前に確認してみましょう。
    スマホで市町村のホームページを見ることができます。不明な場合は各市町村の防災担当課に連絡、物件所在地を伝えて確認をしてもらいましょう。

    【物件内見の手順】

    午前10時を目安に不動産会社に行くのがベストなタイミングです。内見予定の物件とスケジュールを確認します。
    午後の予約では内見する物件が多い場合には意外と時間がかかってしまい、すぐに夕方に。他の話題の打ち合わせが出来なくなります。

    【物件内見に出発する前に担当営業と住宅ローンの知識や計算、物件の諸条件を確認しましょう】

    いくらまでが購入可能な予算か明確にしましょう。その金額で購入可能な物件を選別します。物件価格に諸経費がかかります。
    銀行などの金融機関により住宅ローンの諸経費に差がでたり、引っ越し費用・電化製品・カーテン・その他什器備品などで費用がかかります。

    住宅ローンについて相談するときには、次の資料があれば話が早くなります。

    ・源泉徴収票
    ・健康保険証
    ・運転免許証の他の身分証明書
    ・現在までの傷病歴や投薬中の薬の種類

    このときの打ち合わせが中途半端に終わってしまうと、
    内見で良いイメージの物件があった場合でも予算が足りずに購入出来ない、
    結果的に残念な気持ちになって終わってしまいます。

    11時には不動産会社から出発し、2物件から3物件を内見します。

    早々にお昼になります。
    できましたら昼食はまずご夫婦のみでとりましょう。
    そして午前に内見した物件について感想を話し合ってみましょう。

    不動産営業とは別々に食事をとるようにしたほうがご主人様や奥様それぞれの物件の
    良し悪しを本音で話し合本音の話が出来ますね。

    私がご案内させていただいた場合には、あえてお昼はお客様とは別々にとっていました。

    【物件ごとにどの様なイメージだったか忘れないように、販売資料に感想を記入しましょう】

    気に入った物件が見つかったときに、後で周囲の環境をチェックすることや、
    通勤に使用する駅までの周辺を歩いて探索したり、より具体的な生活をイメージするように行動する時に再確認できます。

    午後には3物件くらいの内見をすると、すぐに夕方に近い時間になってしまいます。

    午前中に見た中で気になる物件がありましたら、夕方にもう一度行ってみましょう。
    午前の日当たりや夕方の様子を確認しましょう。

    不動産会社に戻り、内見の物件の特徴やメリット、デメリットを話し合ってみましょう。

    物件内見のご感想を聞いたときに、このような返答をいただくがあります。

    「今日見た物件は全てよかった!」
    「思ったよりすごくいいのでみんな欲しい」

    この場合に担当営業としては、その方のメリットデメリットを判断する材料がわからず、
    お客様の本当の希望引き出すのに苦労することがあります。
    この場合、以降の内見の準備をする場合、どのような物件が希望されるのかがなかなかわからないために、悩むことが多いです。
    具体的に物件ごとに良い部分と良くない部分を感じたままに伺えれば幸いですね。

    【今後の方向性を考えて、次回に向けて提案し、検討いただける材料提供が重要だと思うからです】

    【物件は世界にひとつで同じものはありません】

    ・女性目線で設計しているのか?
    ・家事動線などの使いやすさ重視で設計しているのか?
    ・あまり深く考えないで考えないで設計しているのか?

    この様に感じながら内見をしています。

    ・建物の方位による間取りの違い
    ・リビングと一部屋がつながっていて広い空間として設計
    ・リビングと一部屋を離したほうがプライベートが確保される設計

    どちらが使い勝手が良く感じるかは個々に違います?

    ・リビング階段がよいか?
    ・廊下からの階段がよいか?

    なるべく廊下のスペースをなくして生活空間スペースを重視している間取りの違いを体感することも必要ですね。

    土日にはライバルになる人たちも同様な内見の行動をしています。
    気に入った物件が先に越されて契約されることもあります。
    他の方々も確認するポイントが有ることでしょう。

    一般的には2階建ての4LDKの場合と3階建の4LDKの違いがあります。
    将来の資産価値としてどちらが有効か?将来設計も重要ですね。

    内見のポイント

    【建物室内のポイント】

    ・玄関収納
    ・食品収納のパントリー
    ・脱衣スペース
    ・洗濯を干す場所の確認
    ・洗剤などを収納するスペース
    ・トイレ内の小物収納スペースの有無
    ・階段下のトイレの頭上の高さと広さの確認
    ・使用されているガラスサッシがペアガラス
    ・食器洗浄機、24時間浴室乾燥機、床暖房の有無
    ・カーテンレールの有無
    ・照明器具の有無
    ・テレビアンテナ有無

    ※新築建売住宅には設置がない場合が多いです。

    【建物外観のポイント】

    ・屋根の材質
    ・壁の材質
    ・家の基礎の化粧モルタル施工
    ・玄関ドアの電子ロックの有無

    【敷地内・外構のポイント】

    ・駐車場スペースの配置
    ・外水道の位置
    ・外の照明やポストの位置と種類
    ・水道メーターやガスメーターの位置
    ・プロパンガスの場合のガスボンベの位置
    ・ゴミ置き場とそのルールなど
    ・雨水の水はけはどうか

    【土地に関するポイント】

    ・道路の種類は公道・私道などの種類とその道路の幅
    ・アスファルトの状況が新しいか老朽化していないか
    ・近隣敷地の木の植樹の状態
    ・日当たりや落ち葉と根の状況
    ・土地明確か明確か

    このような項目を初めから知り、自分自身の目を肥やす事で判断できるように意識してみましょう。

    新築建売の完成物件より、土地を購入してからの注文住宅を建築する希望が強ければ、
    次につながる重要情報になり、かなり参考になるはずです。

    特徴をよく知ることで、自分自身にどちらが合っているかわかってきます。

    その次に意識する事は、物件の場所です

    【生活環境に関するポイント】

    ・駅からの距離や価格の分析
    ・日常の生活施設 買い物施設 病院 学校 保育園
    ・駅から離れている場合バス便の有無とその本数
    ・朝や夕方の出勤時の道路の混雑状況
    ・近隣の自然災害の可能性 土砂災害の可能性
    ・近隣の臭気や違法な野焼き

    1度の内見で見て回る件数は5物件程度が良いと思います。
    結構疲れますし、お子さんは飽きますから。

    【物件ごとに自分達にとって好印象の順位をつける】

    細く点数をつけると何点なのか?冷静かつ慎重に順位をつけてみましょう。ご夫婦にとって高得点であればへ前向きに検討して契約することも悪くはありません。土地、建物、環境、場所、価格、全て含めてすべてが100点満点になることは考えにくいですが、
    何点くらいであれば検討するに値するかも考えてみましょう。

    後に忘れないようにイメージをつかむテクニックとしては、建物に入る前に、不動産営業から手渡された販売資料を撮影します。
    検討する場所にもよりますが、たくさんの物件を一度に見ても、後々どの物件にどのような特徴があったかわからなくなってしまうことがあります。

    建物の外観・接道道路の状況・物件の周辺などを撮影し、なるべく後で見てもイメージが
    思い出せるような写真をたくさん撮影しましょう。

    お客様の要望を知り、数ある物件の中からそれに沿った物件を判断して紹介するのが営業としての存在価値。
    お客様は担当営業にこの様に期待します。

    どのようなアドバイスがもらえるのか?
    他に提案してもらえる項目はあるのか?
    他のお勧めエリアの情報をもらえることができるのか?

    【担当営業は宅地建物取引士?】

    宅地建物取引士は民法・建築基準法・宅建業法の勉強をして資格試験に合格しています。
    不動産業に従事する者の5人に1人の設置が必要です。

    担当営業マンの言動に注意してみましょう。

    物件によりメリットとデメリットがあるのは当たり前ですが、
    メリットのことばかり話し、デメリットをあまり語らない担当がいます。

    デメリットを隠さず話してくれる担当はお客様思いの思考を持っているはずです。デメリットを先に明確にすることにより、
    後はメリットしかないので、本格的に検討しやすくなります。デメリットは、後でわかることにより大きな問題に変わることがあります。修正が効く問題であればまだ良いのですが、大きな損害が出るようなことがあれば大変なことになります。

    まとめ

    ・住宅購入検討のスタートとしては新築建物の完成物件をご覧ください!
    ・内見の目的は、その物件のメリットとデメリットを知る
    ・自分たちにとっての希望の優先順位を意識してみましょう
    ・内見する前に販売物件の情報を事前に調べます
    ・ハザードマップで事前に確認
    ・物件内見に出発する前に担当営業と住宅ローンの知識や計算、物件の諸条件を確認しましょう
    ・物件ごとに自分達にとって好印象の順位をつける
    ・担当営業は宅地建物取引士?

    生活雑貨・家電・車・洋服でも、買い物をする時はよく考えて購入しますね。
    食品の買い物も考えて、すこしでもお買い得な理由をさがして結論を出しています。

    住宅は難しいことがたくさんあります。
    何が分からないか分からないから怖さもわかりません。

    財産・資産に関することになります。 事前に知識を吸収してみましょう!

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